チューネン・モデル

Posted by kiri on 2012 年 5 月 17 日
その他, 授業

先週も授業関連の話を書こうとしたが、ちょっと時間がなかった。今週は、農業に関連する話として、チューネン・モデルを取り上げた。

チューネンの孤立国や地代曲線は、地理学に限らず経済学でも、基礎的な理論として扱われている。授業では、古今書院から発行されている「大学の地理学」シリーズの『人文地理学の基礎』を参考に、モデルの説明をした。本当は、University College LondonのCASA (Centre for Advanced Spatial Analysis) のウェブサイトで公開されているソフトを使って、チューネンモデルの仕組みをより視覚的に理解してもらおうと思ったのだけれど、情報教室でもないし、その部分だけに時間を割く余裕がなかったのとで、あきらめた。

チューネン・モデル

チューネン・モデル

画像は、そのソフトの実行画面。CASAのサイトで公開されているものの、英国Open UniversityのSteadman教授が主に初学者向けに作成したもの。都市をいくつか配置することができるし、河川や鉄道を引いて、輸送コストを変化させることもできる。また、非農業地域などを設定して、現実的な配置を考えたり、作物の市場価格を変えたりして、いろんな状況をシミュレーションできる。授業中でPCが使える環境下であれば、これを使ってかなりわかりやすく、チューネン・モデルを理解してもらうことができそうだ。

チューネン・モデルのような基礎的な理論・モデルを説明できる、こういうソフトウェアというのは結構あるんだろうか。地理の世界ではあまり聞かないような気がする。時間があれば何か作ってみたいところ。

1件のコメント to チューネン・モデル

[…] 代などのパラメータを操作すると、3Dモデルが土地利用に合わせて変化するというもの。 前にも紹介したチューネンモデルの仕組みを2次元的に表現するソフトの3D版のようなものだけれど […]

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